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vol.3 in early summer

君とぼくの、永遠に続くことを描いた、夏の始まりを告げる音楽。

 

強くて優しい陽射しのなか、頬に触れる風と、夕凪と、遠くに聴こえる音楽と、君の奏でるドラムの音色に、心ときめかせる季節の始まり。

『夏の扉。ステイホームでレッツラブ、または2021サマービューティ計画』

 

僕らの意識はいつでも、どこまでも続く水平線へと向かう。

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大和那南
/ 夜明け前(Before Sunrise) (2021)

凛としていながらも超絶耳に馴染んでクる、原宿BIG LOVE発ポストパンク的ガールズポップ。

(明山真吾)​

apple / Spotify

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BEAGLE
/ Sound on sound (1992)

どこまでも明るく突き抜けたポップさ。そしてキャッチーなメロディ。青空の下、草原の上で聴きたい1枚。

(後藤祐也)

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Wondermints / WONDERFUL WORLD OF WONDERMINTS(1996)

ブライアン・ウィルソンと縁深い彼らのカヴァーアルバム。モンキーズ”PORPOIS SONG“、バーバレラのテーマなど選曲が◎(nee)

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Tiberius’ Minnows
/ Oh June (1991)

夏に向かうキラキラの中で輝く純正ネオアコ。90年代に産み落とされた宿命か、2枚の7インチを遺すのみ。

(八野英史)

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Aldemaro Romero & His Onda Nueva
/ La Onda en Ingles (1972)

ベネズエラから吹いてきたコーラスの嵐!澄みきった青空に広がるメロディに怒涛の花吹雪!このまま飛んでいきたい。

(山内章子)

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レンゲ
/ めくるめくあおく (2016)

青いセロファン越しに見る、どこまでも続く水平線の果ての果てに、想いを巡らすその時、季節が瞬いた。

(高田博之)

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V.A. / a young person’s guide to blue-very (2021)

かつてが渋谷系なら、いまのトウキョウには高円寺系がある!そんな嬉しい気持ちになる、ポップミュージックのギフトボックス。(nee)

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伊藤銀次
/ SUGAR BOY BLUES (1982)

ダッシュボードのコパトーン。永遠に続くと信じてた日々。銀次を聴くならまずこのアルバムから。

(高田博之)
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Charlie And The Hot Wheels
/ Hot Rod Craze(2004)

海にはまったく縁遠いけどサーフィン・ホットロッドは大好物。程よい疾走感とマイルドなハーモニーが最高。

(446)
 

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The Impossibles
/ Delphis(1991)

女性2人の涼やかなハーモニーが体感温度を2℃下げてくれる。7インチのみ収録の「Be My Baby」がまた良い。

(446)

 

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Tossy&036
/ 真夜中のセンチメンタル (2021)

切なくて儚い、春の陽射しの中、君とぼくの、憂鬱な日常に、ささやかな光を注ぐような、優しくて力強い、桜色の思い出。(高田博之)

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Joni Mitchell
/ Clouds (1969)

凛としたオープンチューニングのギターの響きは、朝露に包まれた初夏の朝のような佇まい。

(高田博之) 
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東北新幹線
/ SUMMER TOUCHES YOU(1982)

山川恵津子と鳴海寛による「東北新幹線」傑作シングルには、初夏の日差が降り注ぐバルコニーが良く似合う。

(高田博之)
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Pictured Resort
/ S.T. (2019)

今作からKoji TakagiのソロユニットとしてシフトチェンジしたPictured Resort。個人的にはよりツボなインナーなリゾートサウンドに変容していてニヤリ。ところで、このメンズウィスパーボイスを耳にしていると、松田省吾ソロAMERICAN ROCKを聴きたくなるのは自分だけだろうか。

 

(明山真吾)
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b-flower / 何もかもが駄目になってしまうまで (2020)

このアルバムの何がフレッシュなのかって考えたら、もしかするとまとめて制作されたスタジオアルバムじゃないからなのかも。それぞれの曲の個性がそのまま光ってるし、いろんなスタイルがあるのにものすごくハマってる。自分で作ったコンピみたいにサクッと気持ちいい、でもそれが一枚のアルバムとして存在してる稀有な存在。シャッフル禁止!

(山内章子)

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THE TRASH CAN SINATRAS
/ hayfever (1993)

トラキャン2ndアルバムから先行シングル。シングルオンリーの「Kangaroo Court」なども収録した本作は、1stアルバム「CAKE」以降、最重要作であると同時に、彼らが永きに渡って支持されるきっかけとなった作品である。93年は変革の年。いろんなことが日々変化し続けていたけど、トラキャンがエヴァーグリーンなのは、これを収録した2ndアルバム「I've Seen Everything」を聴けば解る。

(高田博之)
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citrus / Pits Are The Pits
(GOLD=RARE=DEBRIS 1992-2000) (2009)

時に緩く、時に爆走。キラキラでドキャッチーかつド偏執的ローファイポップの毒っぷりは忘れちゃダメよ。

(明山真吾)

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THE PROCTORS
/ Everlasting Light (2013)

何も言わずとも「これは誰もが好きだろうな」ってネオアコ感。ジャケットも良いよね。何の花か知らないけど。

(後藤祐也)

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MIHARU KOSHI
/ La Voix de Paris(1992)

サティ、フォーレら数々の名曲をコシミハルさんの小粋な味付けでどうぞ。Chanson d‘amourは人生で何度口ずさんだことか。

(nee)

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カジ ヒデキ
/ Blue Heart (2012)

ずっと止まらずHappyな佇まいで走り続けるカジくんを心の底から尊敬。ビーチボーイのジャームッシュ!

(八野英史)

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Ennio Morricone
/ OST Partner. (1968)

60年代すでにélレコード以上にél的なクイアポップを作っていたマエストロに再度拍手を!ラブリー♡

(山内章子)

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Boys & Girls Together
/ Wouldn't Save Me! (2001)

きらめくヤングソウル。希望も不安も憂鬱もごちゃまぜになって、もうすぐ夏がやってくる。

(高田博之)

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Joni Mitchell
/ Ladies of the Canion (1970)

季節は巡り、また春が去る。

ジョニ・ミッチェルは歌う。

round and round in circle game♪

(八野英史)
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NIAGARA TRIANGLE VOL.2
/ NIAGARA TRIANGLE VOL.2 (1982)

ロンバケが「春」なら、ナイトラ2は「初夏」。「Water Color」を聴くたびに「もうすぐ夏」と思うのです。

(高田博之)
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Eggstone
/ Spanish Slalom(1998)

ヤサ男達によるエヴァーグリーンなジェントルサウンド、だけどひねくれねじくれ一筋縄ではいかないのが魅力。

(446)
 

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Ray Wonder
/ Hurray(1994)

これは主にジャケで選びました。スウェディッシュ一派の中ではやや異色なローファイ寄りのギターポップ。

(446)
 

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Go Sailor
/ Go Sailor (2011)

みんな大好きローズさん率いるGo Sailor、どこからどう聴いても永久不滅で完全無欠なインディーポップ1000%、僕らのハートはずっと彼女にロックオン!

(高田博之)apple 

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さだまさし
/ 私花集 (1978)

初期まさしの傑作であり、代表作の一つ。淡いジャケットのイラストと共に、永久不滅のアンソロジィ。

(高田博之)
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荒井由美
/ COBALT HOUR (1975)

「COBALT HOUR」が見せてくれる瞬間のときめきがずっと僕の心から離れずにいる。

(高田博之)
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浜田省吾
/ 初夏の頃 (1997)

「愛奴」時代からソロ5作目にかけて、1970年代の楽曲を再録音したセルフカバーアルバム。80年代には社会派ロックシンガーとして、そして90年代前半には燃え尽きた(失礼!)浜省の、20代の時でしか書けなかった瑞々しい、そして可愛らしい楽曲が並ぶ。浜省のアルバムの中でも最も好きな1枚。シティポップっぽさもあるしね。(後藤祐也)
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Livingstone Daisy
/ MELODY FAIR (2017)

5月は恋の季節。出会いはいつでも、偶然の風の中。人生とは、雨のように落ちるものではなく、巡るメリーゴーラウンドのようなもの。優しき男たちのハーモニーは、永遠の絆と呼ぶべき、素晴らしきカバーヴァージョン。

 

 

(高田博之)
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electric glass balloon
/ worst band in the world (1999)

私が夏を駆け抜けるには、いつだって彼らのサマーチューンが必要不可欠だったことをここに告白しておく。

(明山真吾)

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LACROSSE / THIS NEW YEAR WILL BE FOR YOU AND ME (2007)

北欧版アドバンテージルーシーみたいな感じ?やがて訪れる梅雨空の重苦しさも吹き飛ばすキラキラポップ具合。

(後藤祐也)

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知花竜海
/ 新しい世界(2012)

沖縄方言×ヒップホップなど、いつも新鮮な驚きがあるアーティスト。辺野古の海に始まり生きとし生けるものへの大きな愛。

(nee)

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Jan&Dean
/ Surf City (1963)

来たるべき真夏のビーチタイムに備え、鉄板アルバムを。もうすぐ来るさワイルドワイルド・サマー。

(八野英史)

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Thom Bell
/ Ready or Not (2020)

フィラデルフィア名アレンジャーのいい仕事集。熱すぎずクールすぎないソウル&ポップはソウル初心者にも◎。

(山内章子)

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Solitude 2:14am
/ Look Up At the Sky (2021)

前作の流れを汲む、ローファイヒップホップの傑作。日常に溶け込む静寂を帯びたサウンドは絶品。

(高田博之)

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大滝詠一
/ A LONG VACATION (1981)

言葉と音楽の織りなす情景の美しさ。音楽は感情で聴くものと僕に教えてくれた最初の作品。

(高田博之)
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so nice
/ 光速道路 (2019)

タイムカプセルに乗って現代に蘇った、素晴らしき70年代後半の奇跡の名曲。江口先生のイラストが素晴らしすぎる。

(高田博之)
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Coconut Boys
/ Mild Weekend(1983)

周りの大人達によって作られた和製ビーチ・ボーイズ感、そして半端ない垢抜けなさ。だけどそこがいい。

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The Queers
/ Bubblegum Dreams(1996)

Queersのポップな面が凝縮されたシングル。BB5やMuffsのカバーもいいけどやっぱり「Punk Rock Girls」!

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CUBISMO GRAFICO
/ Vocoder Block Diagram (2003)

透明な風が吹き寄せる、清涼感バツグンの木漏れ日の下で聴く、ヴォコーダーエレクトロは最高。

(高田博之)

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Pictured Resort
/ All Vacation Long (2016)

パームツリーの間に夕日が沈む時、BREEZEが僕の心の中を通り抜ける。

 

(高田博之)
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SNAPSHOT
/ BABY BABY BABY (1995)

僕たちの行方は、すっとこれからも、魅力不足の彼に「好きです」ってカンジ?

(高田博之)

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SHOTGUN RUNNERS / DEDICATED TO THE ROCK’N ROLL BOY(2011)

金沢を拠点に活動する、クールな3ピースバンド。MODでグルーヴィーな音楽性を表現したのはイラストレーターJerry氏。メンバーの似顔絵も最高。一目惚れのジャケ買いなのでしたが、すぐに愛聴盤になりました。60年代のイギリスに、こんな青春映画があったのではなかろうかと思わせるコンセプトアルバム。ああ神様、どうかLPにしてお願い。

(nee)

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citrus
/ wispy, no mercy(2000)

シトラスのラスト作にして最高傑作。ガチャガチャ感とかエレクトロ感とか高音域のキラキラ感とか、旨味をギュッと濃縮したような珠玉の5曲がノンストップで駆け抜ける。…で、何が夏なのかというと。エアコンのない部屋の中、ただひたすら繰り返し一日中聴いた20年前の夏のことを思い出すから。個人的なことですみません。

 

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L-R
/ Lefty in the Right (1992)

真にカラフルなポップスをつくるには、本当はこのくらいのシニカルさとマニアックさの熱量が必要なはず。

(明山真吾)

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THE VELVET UNDERGROUND / The Velvet Underground and Nico (1967)

このあまりにも有名な作品の聴き方としては間違いかもだけど…初夏の休日、午後の陽気、お昼寝BGMに最適!

(後藤祐也)

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V.A. / DANCE CRAZE:THE BEST OF BRITISH SKA…LIVE!(1981)

未見の映画のサントラ。2TONE SKAのコンピで最もかっこいいジャケットだと思う一枚。おなじみルードボーイのイラストも。(nee)

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Tracy Thorn
/ a distant shore (1982)

80年代前半。ひと気のない遠い渚に心を飛ばし、ただただぼんやりしつつ初夏の午後を過ごしたものだ。

(八野英史)

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The Wild Swans / The Coldest Winter for a Hundred Years (2011)

リバプールの気骨。80年結成バンドの2度目のカムバックは抜け殻の街への最後の叫び。円熟のインディーロック。

(山内章子)
 

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V.A. / Original Soundtrack Recording From Melody (1971)

EVERGREENという言葉から連想されるアルバムを考えたら、必ずここにたどり着く、5月のサウンドトラック。

(高田博之)

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伊藤銀次
/ BABY BLUE (1982)

「寂しい大人にならないでね」と歌う、若き夢の日々を淡く包み込む、横尾忠則氏の優しきイラストレーション。

(高田博之)
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so nice/RYUTist
/ 日曜日のサマートレイン (2019)

終わらない夏と、終わらせたくない日曜を満喫するための、愛すべき両A面で恋をしよう。

(高田博之)
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Even As We Speak
/ Blue Eyes Deceiving Me(1993)

ムーディーな打ち込み〜バーストポップ〜純ギターポップとバラバラなテイストが“清涼感”でつながる1枚。

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Spanky Darth Vaders
/ Spanky Darth Vaders(2004)

カラッと爽快で人懐っこいメロディが魅力のスペイン産女声パワーポップ。リリースはこの1枚のみ、残念。

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五つの赤い風船
/ モニュメント (1972)

混沌とした時代の長いトンネルのなかで響く、研ぎ澄まされた美しいメロディーと言葉は、70年代のひとつの奇跡。

(高田博之)
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Super VHS
/ 魚の恋 (2019)

陽射し暖かく、時折冷たい風が吹く。春から初夏への季節の移ろいは、溶け出した波にさらわれる魚の恋。さあhotなうちにやろう。

(高田博之)apple / spotify

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Larry Lee
/ Marooned (1982)

日本盤差し替えジャケット(鈴木英人)がまったく違和感のない、言わずもがなのAOR名盤。

(高田博之)
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Harpers Bizarre / THE SECRET LIFE OF HARPERS BIZARRE (1968)

梅雨時。エアコンの効いた涼しい部屋で、うとうと夢と現の境を行き来するうち、いつの まにかセンチメンタルな旅が始まっていることに気づく。68年に職人達が作り上げたの は、懐古趣味なのに実験ポップ。後にelレーベルのKing of Luxembourgにもカバーされる 「Mad」も収録。渋谷系隆盛のおかげで90年代にCD化。

(八野英史)
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Nikki And The Corvettes
/ Nikki And The Corvettes (1980)

ロックンロール・ガール達の永遠の憧れ! 超絶キュートなヘタウマキャンディボイス、軽快に弾むビートにドライヴィンギター、そして賑やかしのユニゾンコーラス。とっぽい彼氏とはすっぱな彼女がオープンカーで夏の海辺をドライブする、80年代青春映画の1シーンのような場面が目に浮かぶ。そんな軽薄さがたまらなく好き…。

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