「手に取る」冊子に求めること、など。

編集技術がおぼつかないので「見せる」ことに対して多分に不安があります。おそらくそれは、基本的な知識はもちろん、何某かに裏打ちされた確固たるものが希薄なため「自信を持てない」からだと思っています。もっともっと勉強しなきゃって、いつも思ってるのに。
「手に取る」冊子へのこだわりは、以前より強く意識しています。売り物でなくフリーで出すことも然り。スポンサーも広告もない状態で発行するのはそりゃ大変ですけど「やりたいことをやりたいようにやる」には、絶対に妥協しない。
「不安要素のある編集」と「妥協しない姿勢」
これが同居したフリージンって、無謀としか思えないけど、まあでもそれが僕なわけで。
オルタナ・ハードコアなフリージンでありたいからね。これからもずっと。
でもちょっとだけ戦略はある。
「手に取る」ってことを最大限に引き出す作戦。
今回の「march to the beat of a different drum」はいろんな意味で仕掛けてる。
「pense à moi」の頃は、割と普通に徹したというか、パッケージに対してそれほど拘りはなかった。アートに背を向けるような姿勢。そうあることが自分であることだと思ってたから。でも今は先にフォーマットを決めて、サイズを考えて、パッケージされたものをコーディネイトする。アート的であることに背を向けず、むしろ僕こそがアートな存在なんだと自負するところから始める。そう考え始めると、恐るものは薄らぐ。勉強しなきゃって思うのは変わらないけれど。
どう見えるか、どう見せるかは、紙の厚さと質感、スクロール出来ない大きさからくるインパクト、そして仄かに香る印刷の匂いに寄るところが大きい。つまり「手に取る」ことでしか感じ得ない情報こそが、冊子の持つ最大の魅力。




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